Lafcadioサイン認証は、ペンタスネットと島根大学との共同研究で開発した手書きサイン認証技術です。(特許申請中)
Lafcadioサイン認証では、手書きの署名や文字で本人証明を行います。あらかじめ登録した署名と、認証画面で書いた署名を照合します。登録署名と近ければ認証成功、遠ければ認証失敗となります。
署名の照合では、形状だけでなく、書き順、速度やタイミングなどの動的な情報も合わせて照合します。(取得可能な場合は筆圧も使用します。)
サイン認証はスマ―トフォンやタブレット端末、またはPC用ペンタブレットでの入力に対応しています。
お客様ですでにお持ちの資産を有効活用でき、低コストでの導入が期待できます。スタイラスペンが付いている端末ではペンで書くことができます。タッチパネルに指での入力にも対応しています。
またサイン認証SDKを利用することで、各システムに合わせた導入が容易になります。
※申請中の特許はサイン認証の応用技術に関する内容です。
楷書体認証、筆記体認証の複数の認証エンジンを組み合わせて使用することにより、様々な字種、字体のサインで高い精度の認証が可能です。
サイン登録時に入力されたサインの複雑さを数値化してサイン強度として表示できます。
数字一文字などの簡単なサインでは情報量が少なく他人でも認証が通ってしまう場合がありますが、サイン強度が低い簡単なサインの場合は警告を表示して、より安全なサインの登録を促すことができます。
特定の入力装置を必要とせず、一般的なスマートフォン、タブレット端末で利用できます。
筆圧対応の端末では筆圧情報を取得してさらに精度の高い認証が可能です。
パスワード認証・その他生体認証 | Lafcadioサイン認証 | |
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長いパスワードは覚えるのが難しく、付箋やメモに記載し、流出しやすい。 | Lafcadioサイン認証では、4桁程度の文字の入力でも十分な強度が得られます。 | |
パスワード認証では、パスワードさえわかれば、誰にでもログインできてしまう。このため、ネットワーク経由でのハッキングが容易。 | Lafcadioサイン認証では、署名の形状以外の情報もチェックしているので、同じ文字を書いても本人以外では認証が困難です。 認証時に書くという動的な操作が必要となるため、ネットワーク経由のハッキングが困難です。 |
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認証カードやUSBキーは紛失したり、盗難される危険があり、カードさえ入手すれば、他人が本人になりすましてログインが可能。 | Lafcadioサイン認証は、紛失や盗難の心配がありません。 | |
指紋認証や顔認証では、写真等用いる事により偽装される危険があります。 | Lafcadioサイン認証は、認証時に書くという本人の操作が必要となるため、偽装が困難です。 | |
スマートフォンやタブレット端末の端末ロックをサイン認証で解除できます。
オンラインシステムの認証をサイン認証で行うことにより、他人のなりすましによる不正利用を防止できます。
将来提供予定のクラウド認証サービスを利用することにより、既存のオンラインシステムに、サイン認証を容易に組み込むことができます。
お客様がアプリ内の署名欄に書いたサインを、事前に登録しておいたサインと照合することにより、安全に本人確認を行うことができます。
「I」と「O」の部分は、サイン認証技術「Lafcadio」を象徴するペンと鍵をイメージしており、また入出力を意味する「I/O」でもあります。
メインカラーのグリーンは、サイン認証による安心・安全を、サブカラーのオレンジは、新しいテクノロジー発展のエネルギーと躍動をイメージしています。
強固なセキュリティを象徴するロゴです。
鷹の爪団の吉田くんもアピールに協力してもらっています!
SDK
お客様のアプリケーションソフトにサイン認証を組み込むための開発キット(SDK)を用意しています。
詳細については、お問い合わせください。
動作環境
Android版 Android4.1.2 以降
iPhone版 iOS9 以降
Windows版 Windows7 以降
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