Lafcadio NEWS-Lafcadio通信-

Lafcadio通信

2017.03.03

Lafcadio通信 Vol.6

こんにちは、Lafcadio通信編集部です!

あっという間に2月も終わり、3月になりました。
まだまだ寒い日が続きますが、体調を崩さないようお体大切にしてくださいね。

今回は新認証方式の”筆記体認証”についてご紹介いたします。
また、山陰合同銀行様で行われた画面ロックアプリの実証実験の様子もご紹介します。

それでは、Lafcadio通信Vol.6をどうぞご覧ください。

1. Lafcadioへ新認証方式を採用

これまで、Lafcadioでは認証方式として 楷書体認証 を採用していました。

楷書体認証では、文字を1画ずつ照合しているため、
漢字のフルネームなどの複雑なサインで認証しようとすると画数エラーとなることが多々ありました。

行書体 行書体 株式会社ワコムアイティ 画数エラ―


そこで、楷書体認証の問題点を解決し、かつ認証精度を落とさない認証方式を研究し
この度『筆記体認証』を採用しました。

筆記体認証では複雑なサインでも本人が拒否されることが少なくなったため認証精度が大きく改善されました。
そのため、複雑な文字や崩したサインでもOKです! 
また、最初に使うときのサイン登録回数が楷書体認証では5回でしたが、筆記体認証では2回の登録だけで済むので
より楽になりました。

サイン登録時に入力されたサインの複雑さを数値化してサイン強度として表示できるようになりました。
数字一文字などの簡単なサインでは情報量が少なく他人でも認証が通ってしまう場合がありますが、
サイン強度が低い簡単なサインの場合は警告を表示して、より安全なサインの登録を促すことができます。

今後は、弊社独自の研究に基づき、書いた文字によって楷書体認証とするか、筆記体認証とするかを判定し、 
適切な認証方式を選択する仕組み(ハイブリット認証)やディープランニングを使ったAI認証をLafcadioに組み込む予定です。

2. 山陰合同銀行様の実証実験の様子をご紹介

先月1/13~2/15の約一か月間
山陰合同銀行北支店様にて弊社の「Lafcadioサイン認証」の実証実験が行われました。
行員の方が内外で利用しているタブレット端末へのログインにサイン認証のアプリを利用していただきました。


<アプリ機能概要>

サインを識別して、Androidタブレットのスリープ状態から復帰したときのロック解除ができるというものです。
白い四角の部分に入力された手書きサインを識別して、ロックを解除します。

株式会社ワコムアイティ サイン記入前の画面


株式会社ワコムアイティ サイン記入後の画面

株式会社ワコムアイティ ロック画面解除成功

白い四角い部分にサイン後 「認証」ボタンを押す



実証実験に入る前にアプリの操作説明を行わせていただきました。
自分が書いたサインで実際にログインできるのか試したり、
隣同士で相手のサインを真似してログインできないか、など確認していただきました。

株式会社ワコムアイティ 実証実験前の操作説明の様子
実証実験前の操作説明の様子


実験終了後、「パスワードを覚える必要がない」「通常のパスワードより安全だと感じた」や、
「急いで入力すると入れない」「文字数が多いとすぐにログインできない」といった率直なご意見をいただきました。

今回の実験でいただいたご意見を反映させて、より使いやすい製品の開発に活かしていきたいと思います。

3. Lafcadio開発状況

◆SDK(開発キット)

  • 製品版
  • 体験版

※製品版、体験版共に対応OSは「Windows」「Android」「iOS」となっております。
※価格、販売/提供方法についてはお問合せください。

SDK Ver1.1以降「筆記体認証」に対応しています。

↓↓ くわしくはこちらまでお問い合わせください ↓↓


サイン認証技術Lafcadioへの問い合わせメールアドレス
Lafcadioサイン認証をアピールする鷹の爪団の吉田くん

編集者より一言

春の訪れが待ち遠しい季節になりました。

島根の桜は3月末の開花予想です。
国宝「松江城」を望める松江城山公園は日本さくら名所100選にも選ばれた桜の名所です!
開花期間中はボンボリの点灯やライトアップが実施され、松江城をバックにした夜桜は何とも言えない貫禄です!

春の松江にもぜひ、遊びにきてごしないね♪

松江城の桜

松江城の桜

最後まで読んでくれて”だんだん”

TOP